石狩かめの会

石狩・不登校と教育を考える会

「ひきこもる心のケア」読書会

「ひきこもる心のケア」の読書会をしました。9名の参加でした。

杉本さんが1月に「新ひきこもりの会」の読書会に参加された時の事を、少しお聞きしました。
「当事者の方たちが読んでくれて、話してくれる内容がとても心に響いて来た。」とおっしゃっていました。
また、皆でひきこもり名人の勝山さんがFonteに書いた「ひきこもる心のケア」の書評に再度目を通しました。
杉本さんは、勝山さんからのいじられ方をとても喜んでおられるようでした。
勝山さんにもインタビューをされたそうなので、文章化されるのが今から楽しみでもあります。


本の前半の第2部までを、だいたい目次に沿って話して行きました。
編者ご本人と話しながら進めて行く贅沢を味わいながら、参加者の体験や実感、杉本さんへの質問も織り交ぜながら進めました。
ひきこもりをどうとらえるのか
時代背景や社会の変化
ひきこもり状態から動き出すきっかけとなるものは何か
他者との関わりを持つこと
仲間の力を引き出すことの重要性
モラトリアム期の保証
等々


参加者からは
・杉本さんや出席者の方々と多方面から考えられるお話ができて良かった。
・本の内容も、他の人の視線で意見が聴けて自分の考えのかたよりを感じたりしました。
といった感想もいただきました。


「時間が足りない!」という参加者の声から、次回の読書会(3月11日)は1時間延長して午後1時から4時までとします。


次回はこの本を監修をされた村澤和多里さんも参加してくださいます。
村澤さんとの対談であります第2部の「第6章 モノローグからダイヤローグへ」から、後半について学びを深めます。


とここまで書いたら、とっても真面目にやっている感じですが(真面目です)、実際は笑いあり、お菓子あり、飲み物ありのリラックスした雰囲気でやっておりますので、よければ次回参加してみて下さい。


読書会に参加したnaoさんが感想を書いてくれました。
こちらも見てね。
http://kamegayuku.hatenablog.com/entry/2016/02/13/122916