石狩かめの会

石狩・不登校と教育を考える会

生きやすさを考える

昨日はりんくるでの講演会とワークショップへ行って来ました。
子どもの個性を大切にする地域づくりワークショップ
女の子らしさ   生きやすさを考える  男の子らしさ
http://www.city.ishikari.hokkaido.jp/citizen/life/kyoudou05498.html

前半は基調講演「映画の中の女と男」講師:瀬名波栄潤氏
ジェンダー的視点から文学作品や映画を研究・教育。
7つの映画の紹介をしながらのお話でした。
取り上げられた映画はカラーパープル、フォーエバァーフレンズ、テルマアンドルイーズ、クジラの島の少女、クレイマーVSクレイマー、アメリカンビューティートランスアメリカ
お話の言葉の端々から魅力的なお人柄が垣間見られる講演でした。(もっとお話が聞きたいと思いました。)
「男が生きにくい時代」「こどもも巻き込んでの男女共同参画を考えたい。」とおっしゃっていたのが印象的でした。


後半はワークショップ〜
グループワークでした。(初めのグループ分けは男女別)
紙と付箋が渡されて女で(男で)ソンだと思う事トクだと思う事を思いつくままに書いて貼りグループ内で発表した後、全体に発表しました。

沢山出てきて面白かったです。
その後、男女混合のグループに分かれて男の子らしさ、女の子らしさ、決めつけのメッセージなどをそれぞれメディア、学校、家庭での場面から考えたり思い当る事などを書きだしました。
メディアではドラマ・歌の歌詞など〜 奥村チヨさんの『恋の奴隷』など例に挙げられていました。ちょっと昔の歌ですがご存知の方も多いはず。すごい歌詞ですからね〜
私以、テレビ番組で奥村チヨさんが「あの歌は嫌いでした。」と言うのを見た事があります。
まあ、あの歌詞を真に受けて女性の理想像にする方はいないと思いますが。(笑)わかりませんね。


女の子らしさ 男のらしさとは後々作られたものなのですね。
若いご夫婦が参加されていたのはとても良かったと思います。
ピーチハウスさんのファシリテーションのスキルが高く、実り多い講座でした。
ピーチハウスさんのHPも参考になさってください。
■ ピーチハウス提供講座 - NPO ピーチハウス