石狩かめの会

石狩・不登校と教育を考える会

石狩の子どもたちは、今?

講座タイトル

朝からすごい雷と雨で、午後からの講座に皆さん参加して下さるだろうかと少々心配していましたが、お昼ごろから晴れて来て一安心。


今日は石狩市民生委員母子父子福祉部会の研修にお招きを受けて、
人権擁護委員でかめの会のメンバーでもあるNさんとお話をして来ました。


Nさんがある方から「お子さんが学校に行っていないご家庭があるのだけれど、お母さんに会った時どう声かけをしたらいいのかわからないのです。」と相談されたのが、今日の研修で話すきっかけとなりました。


Nさんが時代背景と子供たちを取り巻く環境、生きづらさを抱える子どもたちの、時にはとても危うい状況などを、人権を尊重することの大切さを絡めてお話されました。とくにHIVについての知識を持って欲しいという事や、若い人たちの間では、かなりの頻度で起きているデートDVの事も話されました。


Nさんとかめの会の出会いは、Nさんが不登校児童生徒の相談員をされていた時で、かめの会を立ち上げた頃でした。
その頃はまだ、私達は子供の不登校に大いに戸惑っていて、Nさんには沢山話を聞いてもらいました。


私は「不登校」について民生委員の方たちに理解をして欲しいし、石狩に住む子どもたちをあたたかく見守って欲しいという思いで話をしました。


今日お集まりの民生委員の方達は、不登校の子どもたちの祖父母に当たる年代の方たちとのかかわりも多いという事なので、我が家のおばあちゃんが孫の不登校の事で当時どうだったかという事も少し話しました。
私は今は大変な時のことなどすっかり忘れていて、自分の中では不登校が占める割合は、ぐんと少なくなっているのですが、当時を思い出しながら話すと、ぐっと胸にこみあげてくる物がありました。やっぱりその時はすごく大変だったのですね。(ほんとすっかり忘れていました)


我が家の不登校事情を少しお話した後、かめの会の子どもたちの成長や、不登校についてここ10年間で気づいた事なども話しました。
久々に頭の中が整理されました。


民生委員の皆様
貴重な機会をいただいてありがとうございました。
これからも、こどもたちをよろしくお願いします。


かめの会の、リーニューアルしたパンフレットを持って、駆けつけてくれたうらんさんありがとう。


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この度この機会を得て改めて考えた事
●子の成長で得た物
どの子も安心のある生活で、自分なりに考え決定していくという事。
決して一つ所にいつまでもとどまらないという事。
成長過程の時々で必要な支援の内容が変わる事。
時には親の想像を超えた成長を見せる事がある。


●親の会の活動で得たもの
・親同士の支え合い(心が折れない)
・自分の子供だけでなく、会の子供達の成長を間近で見られた事。
不登校についての情報を沢山得た事。


●我が家の場合の安心不登校ライフ三種の神器
フリースクール
・適切な医療
・親の会