石狩かめの会

石狩・不登校と教育を考える会

まちづくりワークショップin石狩

「地域らしさを咲かせよう」
〜みんなで考える住みやすいまちづくり講座〜
に参加して来ました。

主催は、石狩市相談支援センター ぷろっぷ、障がい相談支援センター 夢民(むうみん)
講師は、社団法人北海道総合研究調査会・医療介護研究部 特別研究員 日置真世さん


参加者は40名弱で、主に福祉関係の方、障がいを持つお子さんの親御さん、行政の方たちでした。
6グループに分かれてそれぞれのテーマで話し合う形式で、社会福祉法人 全日本手をつなぐ育成会発行の、出来立てホヤホヤのテキストを使ってのワークショップでした。


地域づくりを6つの要素に分類、1・種、2・芽を出す、3・芽を育て、つぼみをつける、4・太陽1、5・太陽2、6・花、
(種から花を咲かせるまでになぞらえて)これらが6グループのテーマとなります。
たとえば1「種」は誰かの生活の困りごとやニーズの事です。2「芽を出す」は個人のニーズを社会のニーズへと発展させる機会や仕掛けの事です。


私は1・太陽1のグループでした。芽が順調に育つためには太陽の存在が必要と言うわけです。太陽に当たる部分が制度。「探そう身近な太陽」ということで、今の制度の使いやすい点、つかいにくい点。こんな制度だったらいいのに、ここがもう少しこうだったら、という話をしました。


福祉関係の方から、限られた時間の中でのサービスの困難さ(もっとこうしてあげたい)と言う話、障がいを持つお子さんの親御さんからは利用しやすい所は定員が満杯で、待機か他を探さなければならない状態である等のお話。
この度のテキスト作りにかかわった、広島から来られた「もみじ」さんのお話は大変興味深かったです。
広島では困りごとのある方のサポートファイルを作り、個別の支援を進めているそうです。
石狩の育成会の方が「石狩でもやりますよ」と力強くおっしゃっていました。
「とにかく必要なものには声を出していく」


福祉関係の方達の活動の積み重ねと行動力には脱帽です。
私は福祉の制度についてもとんとうとく、知らない事が多いな〜と実感。
教えていただこう。
今回の講座に参加して、困った時には相談できそうな所が増え心強く思いました。


ワークショップの最後には、「今、自分ができる事」を記入して終了。
講座は続編があるそうで、ぜひ次も参加したいものです。


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本日のワークショップについて、日置さんのブログ
http://ameblo.jp/n-salon/theme-10027134533.html