石狩かめの会

石狩・不登校と教育を考える会

NPO法人サムリブ

サムリブの窓から

今年の4月から活動を始めた、NPO法人サムリブさんに行って来ました。
石狩市の郊外、高岡という所です。
周りは田畑で、とてものどかな環境にあります。
以前は保育所だった所で、随所にその名残の掲示物だったり、
可愛らしいトイレだったりが残っていました。


パンフレットより〜


当面の計画として、2012年夏に障がい福祉サービス事業として日中活動(生活介護・就労B)をおこないます。
「サムリブ」はノルウェイ語で協働生活(一緒に働いて暮らす。共同して、生活する)意味です。
将来は、農業、農産物加工・販売、工芸などを中心にして地域で生活出来る基盤作りをし、住居の設備もおこない、家族も支援者も生活できるようにします。


日本の障がい者をめぐる状況は確かに、この20年間で随分変化しました。「措置」の時代から支援費の時代時代を経て、自立支援法の時代、そして改正へと時は動いています。障がい者支援の仕組みは一歩づつ一歩づつ、前進していることは確かです。
一方で、障がい者の暮らしの「多様性」はまだまだと言えます。
そして私たちはその多様性をここ、高岡の地に実現しようとしています。
発達障がいが社会問題になった様に、障がい者をめぐる状況は日々大きく変化しています。障がいが変化したのか社会の障がい観が変化したのかは、不明です。しかし、障がいのある妹とその姉が不幸な最後を迎えた事件に象徴されるように、障がい者の生活は依然、社会的にも経済的にも低いままです。
私たちはその様な中、支援を受ける側と支援する側との関係を超えた新しい人間の未来を求めて、新たな出発をします。大勢の皆さんの共感を期待して・・・


合言葉は If you go mine, I'll go your way

住所:〒061−3481
石狩市八幡町高岡31番6
電話番号:0133−66−3388
メールアドレス:nposamliv@gmail.com





作業室では、イコロランという卵を磨く仕事をしています。