石狩かめの会

石狩・不登校と教育を考える会

フリースクール合同保護者懇談会

二次会でのお飲み物

昨日の午後、かでる2・7でフリースクール合同保護者会があったので行って来ました。
今回は漂流教室と札幌自由が丘の2団体、10名ほどの参加でした。


私は漂流教室の保護者の立場で参加しましたが、漂流教室は訪問が主となっているので、同じフリースクールを利用していても、お会いする機会が少ないので、初対面の方もいらっしゃいました。


実感したのは、ご家庭それぞれにドラマがあり、子供の育ちを支えるやり方もそれぞれ、そしてどれもありで不正解は無いのだなという事です。皆さん良く頑張っているなあということ。
頑張っている人を不安に陥れたり、脅かすことは絶対にNGです。
子供が「今は学校へ行くのは無理」という時には、学校はそっと見守っていてください。
「いつでも待っているよ」と心の中で呟いていただければ最高です。


かつて中学校に入る時期にフリースクールを選択したお子さんと親御さんに、「そっちの世界に行かれるんですか」とおっしゃった先生がおられましたが、フリースクールを利用する事は学校を否定する事ではないのです。そこには世界を別にしてしまうには余りにも残念な、豊かな世界が広がっています。

フリースクールを利用しつつ学校へ通う子がいます。
フリースクールを卒業して学校に行く子がいます。
フリースクールを利用しつつ、家庭で過ごす子もいます。
フリースクールを利用しない子ももちろん沢山います。


フリースクールを子供の成長を応援する一つの選択肢と考えれば良いと思います。
子供の成長過程(それぞれの子供にとって違う)において、必要な事柄は変化して行くので、柔軟に考え大きな流れの中で子供たちの成長を応援していけたらと思います。

子供が安心して過ごせるということが、一番大切なのではないでしょうか。
安心を手に入れた子供達は、大人達が驚くような鮮やかな成長ぶりを見せてくれます。


まずは見守る大人達が、安心して笑って過ごせる事ができたらと思います。
今回参加して、自由が丘のお母さん達や、スタッフの方ともお話ができて良かったです。
次回は他のフリースクールの親御さん達とも交流したいものです。
準備して下さったスタッフの方々、ありがとうございました。


     


昨日の会合で、札幌市発行の「相談機関への道しるべ」というパンフレットをいただきました。
若者の支援にかかわっている機関・団体の紹介が掲載されています。
北海道フリースクール等ネットワーク加盟団体も紹介されています。
どうぞ参考になさってください。
そこからも、
親の会にもつなげてもらえると嬉しいです。
何部かいただいて来ましたが、何処に行くと一般の方もいただけるのでしょうか。
区民センターとかにも置いてあるのかな〜今度聞いておきます。


    



聞いてみました。(一般の方の入手先)
3月末に区役所に置いてもらえるように申し入れをしたそうなので、順次手配してもらえるようです。