石狩かめの会

石狩・不登校と教育を考える会

謹賀新年

あけましておめでとうございます。


今冬は12月からもうすでに、1月や2月の気候ではないかと思うくらいの厳しさですね。
個人的には年末に体調を崩して、ようやく回復したところです。
何もするにも元気な体がなくては、と再確認をしています。


いつも心がけていることは、なるべく「機嫌よく暮らそう」という事なのですが、1月1日号のFonteで、上野千鶴子さんが同じようなことを言っていて、ちょっとうれしくなりました。
Fonteは一時は廃刊の危機を迎えましたが、何とか生き延びて、編集スタッフも頑張っているようで、なかなか内容が充実しています。


12月15日号で毎回楽しみにしていた勝山実さんの『居場所を見つける旅』が最終回を迎えました。
「居場所も野菜と同じで、いつまでも花を咲かせ実をつけるということはありません。・・・不登校・ひきこもりの居場所も、参加者が少ない新しい人が全然入ってこない、うちの子はもう不登校じゃないしそろそろやめどきかしらと考えている人もいるんじゃないでしょうか。」


私自身、親の会の存在意義を、もんもんと考えた時期もあったのですが、今はその辺はクリアできたと思っています。


勝山さんはこうも続けます。
「ちょっと待ってください。居場所という一粒の種をかんたんに枯らしてはいけません。潰れそうで潰れない、どうやって運営しているんだ、お金はどうしているんだ。そんな詫び寂びのきいた居場所が、次の世代に叡智と勇気を与えられるのです。あそこはまだやってる、これにまさるものはありません。」


元気が出ます。
私たちはここにおります。
いつでも声をかけてくださいね。

元旦はお抹茶で始めましたよ。詫び寂がきいているでしょ。