やっぱり書いておきましょう。
全国大会二日目の午後のテーマ別講演会は勝山実さんのお話を聞きました。
昨年の8月27日に、漂流教室が勝山さんを招いた催しものに参加して、『安心ひきこもりライフ』を購入し、サインをいただきました。えらく暑かったけれど、敷物に寝転がったりのんびりとした会でした。
さて今回は、勝山さん(ひきこもりアイドルのかっちゃん)オシャレになっていました。帽子がお似合い。映像があったり、進行の伊藤さんとの掛け合いがまた絶妙で、大変楽しめました。
まず、安心ひきこもりライフのために〜
・パソコン「親御さんは7万円くらいで買えますので、お子さんにパソコンを買ってあげてください」とおっしゃっていました。もちろん居間に置くのではなく(ママンがメールチェックなどしては駄目よ)自室に。
益々おこもりするのではないかと心配になるかもしれませんが、これ情報収集や外とつながる大切なアイテムなんだと思います。
・原付免許(写真付きの身分証明書として)
・国民年金免除の申請
以上の3つをお勧めしていました。
ひきこもり支援について高額を要求する団体等にはよく気を付けるようにとのアドバイスも。
(これで部屋から出てくれるなら安いと、ゆめゆめ考えない方が良いです。命の危険を伴う事例もありますから)
就労支援にむけて、サポートする所に公的支援(お金)が入り(スキルアップするための専門学校とかも)、ひきこもり当事者にもお金が入るのですが、そうではなくて当事者にストレートにお金が入る方が良いとのお考えのようでした。
就労という事についても、よく考えなければ。
「親が死んだらどうするのか」とよくいうけれど、子が40歳としても親の平均寿命を考えたら20年以上先の話で、社会が変わるから、今考えた対策は役に立たないというのもうなづけます。
これを聞いてふざけていると考える方もいるかもしれませんが、
「安心ひきこもりライフ」をぜひ読んでみてください。
- 作者: 勝山実
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2011/07/30
- メディア: 単行本
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全国大会の後、何と勝山さんは徳島に〜
「防ごう!少年非行」県民総ぐるみ運動というのに招かれているそうです。
どんな集まりなんでしょう?
勝山さんを呼んで今頃後悔していないでしょうか。
徳島には勝山さんが愛してやまない瀬戸内寂聴の「文学書道館瀬戸内寂聴記念室」というのがあるそうです。
今回、勝山さん特製のこのような冊子をいただきました。
勝山さんのブログもあります
http://ponchi-blog.cocolog-nifty.com/