石狩かめの会

石狩・不登校と教育を考える会

12月の例会報告

20日は例会でした。
一年ぶりくらいに参加してくれた方がいて、その間の事や近況など、話が弾みました。
新しく参加される方がいてくださる事、忘れず来てくださる方がいる事、
どちらも嬉しいものです。

 

その時の参加メンバーによって話題は様々なのですが、
長く会をやっていると、学校を終えてからの若い方達の過ごし方とか、
働き方などの話題が多くなっています。

 

親同士で助けになりそうな支援についての情報交換などもしますが、
こどもに「こういうところがあるよ。」とそれとなく話題にしてみても、
今一つの反応が返って来たりして、
親からの声掛けもなかなか難しいものがあります。
「まずは良く眠れてご飯が食べられていれば良し!」と思うことに。
後、お子さんにとって家族以外で信頼できる人や場所があるとずいぶんいいのですが。
家族だけで閉じてしまうと、問題解決につながりづらいように思いますし、それぞれの苦しさも増すような気がします。

 

親御さんからは、どうしても先の事をあれこれ考えると不安が強くなるので、
そんなときの対処法を「ネットで色々調べたよ。」という話もありました。
どれにも書いてあるのが「日に当たれ。」だそうで、
「朝から散歩に出てみたら調子が良いみたい。」との事でした。
親の体調を整えるのも大事な事ですね。でも自助努力でできる事にも限界があります。



大学入試制度についての迷走ぶり、学校の先生たちの働く環境の悪さ(正規雇用が減っている)、一部地域の学校給食の粗末さ、義務教育は無償と言いながら馬鹿にならない個人負担の経費の数々、疑問に思われる校則、インクルーシブ教育は何処へなどなど、教育にかかわる事だけでも問題は山積しています。

こどもの貧困も元は親の労働環境の悪化です。
「こどもを幸せにするために税金を使って!」と強く思います。

 

次回の例会は1月17日(金)となります。

かめplusは1月から3月までお休みとします。

4月から再開となりますのでよろしくお願いします。